皆さんお元気ですか。4月だというのに25度を超える日が多いです。
さて、大阪府の高齢者施設では3日に1回の抗原検査をすることになりました。
日曜日にキットが届き、今日から早速スタッフの検査が始まりました。
普段は唾液によるPCR検査ですが、抗原検査は鼻での検体採取なので、かってが違います。


有料老人ホームレザミでのちょっとした出来事を綴っています
施設内でコロナワクチンの3回目接種を行っています。
レザミ鶴見緑地では、何回かに分けて、利用者さん及びスタッフにワクチンを接種しています。
初めの3回はファイザーで最後の1回はモデルナでした。今回のワクチン(ファイザー)は前回より副反応が多かったように思います。
レザミ住道のワクチンは来週になります。
昨日は、今年最後の理美容訪問でした。
今回はカット・毛染めなどをしてほしいという方が多く、朝から18時ごろまでかかったようです。
今回私は、初めてベッド上のカットを手伝いました(頭が動かないように支えているだけですが)。いろいろ触られると怒られる方なのに、カットの間は静かにされていました。頭を触られると気持ちよいのかもしれませんね。と美容師さんがおっしゃっていました。
今年はコロナがあって、理美容に入ってもらおうかやめようか、かなり悩みました。結局、緊急事態宣言後は、頻度を下げつつも、感染対策と抗原検査をして、入ってもらうことになりました。
現在オミクロン株の市中感染が始まり、来年はどうなるだろうかと心配しております。
有料老人ホームでは、毎日3食の食事提供をしております。
ただ、食事を提供するといっても、利用者さんによって、嚥下(飲み込む力)や咀嚼(噛む力)が違います。また、血圧が高い方や糖尿の方やアレルギーのある方など、食事制限が必要な方もいらっしゃいます。サイズが大きいと食べづらいので、カットしたり刻んだりする必要がある方もいらっしゃいます。
それ以外にも、利用者様によって好き嫌いがある方もいらっしゃいます。
ですから、食事の献立についてはとても気を使います。
しかし、私たちは、利用者さんにとって食事は日々過ごす中で楽しみのひとつだと考えています。なんとかおいしく食べていただくためにはどんなものをどんな形で提供したらよいだろうかと頭を悩ませています。
先日もスタッフから食事アンケートをとって、「食べづらい食事」「誤嚥やのどつめの危険な食事」「皆さんが残すもの」などの情報を収集しました。
そうすると分かったことは、
● 麺類は伸びやすく、また刻み食にすると食べづらいので不評である。
● 魚が苦手な方が多い。
● シフォンケーキ・パウンドケーキなど水分の少ないケーキはパサパサしており喉に詰まる危険がある。
● フライは固いので食べづらい。
● 魚などのあんかけが嫌いな人も多い。
想像していたのとは、異なる意見も多くて、非常にためになりました。
少しでも皆様が楽しく過ごせるように、工夫していきたいと思います。
ずいぶん冷え込むようになりました。
そろそろインフルエンザワクチンの時期になりました。施設の利用者さんも施設内で本日より接種し始められています。スタッフも順に接種し始めました。
今年はワクチンの数が足りないとのことで、打つ予定の方は早めにかかりつけ医に相談した方がよさそうです。
今日も寒いです。今パソコン上のお天気情報を見たら、14度。最近まで30度近かったのに秋をすっ飛ばして冬になってしまいました。
さて、最近施設内でお看取りをする機会が増えてきました。
それに伴い、利用者さんの中に喀痰吸引や経管栄養(胃ろう等)など医療行為が必要な方が増えてきました。
経管栄養については、日中に行いますので看護師が実施しますが、喀痰吸引に関しては、夜間必要な場合も出てきます。
喀痰吸引は医療行為ですので、介護職員の場合、一定の資格を取らないとできません。①医療的ケアについての基本を学習する資格、「介護福祉士(2015年度以降)」「喀痰吸引等研修(基本研修)」、②医療的ケアの実際を学習する資格「喀痰吸引等研修(実地研修)」が必要です。
①については、実務者研修を受けた場合必ず受けているので、ハードルが低いですが、②については、実地研修ですので、病院の患者さんか施設などの利用者さんに許可をいただいて行う必要があります。また、教育の資格のある看護師も必要です。
レザミでは、現在夜勤をする介護スタッフに施設内で喀痰吸引等研修を行っています。
業務を行いながらの研修ですので、少々時間がかかりますが、夜間痰吸引が必要な方でも安心して過ごしていただけるようにしていきたいと思います。